※色に関する雑学いろいろ。

  • 審判は赤の選手のほうにいい点をつけやすいとのこと。色を選べるならば、赤の側にならないと損というわけ。
  • 血液検査では赤い服を着ることでテストステロン(優位に立つと分泌)の値には変化がなかったが、コルチゾール(ストレスを感じると分泌)はわずかに減少。赤い服の効果?
    • 逆に青を着たことで自信を失ったり、赤を見たことで自信を失ったり、青を見たことで自信をつけたりすることはないのか? さらなる研究結果を知りたい。
  • 赤のほうが覚醒状態を引き起こし、周囲の状態を時間をゆっくり感じるようになるとのこと。
    • 青のほうが時間の体感速度を速く感じる。
    • 格闘技ではそれが有利になるのは間違いない。
  • 青い照明にしたら夜が更けてくると盛り上がるようになったレストラン。
    • 青の光にだけ反応する目を覚まさせる力を持つ細胞があるとのこと。
  • 単細胞生物時代。生物が最初に感知できるようになった色:波長の短い青と長い黄色(オレンジ、黄色、赤等からエネルギーを得ていた。昼は海底へ。夕暮れになると水面へ)
    • 4000万年前に霊長類が感知できるようになった色:赤と緑(くだものを見つける。危険を知る)
  • 細胞を注入することですぐに赤が分かるようになったリスザル。すぐに食べ物と結びつける。青と黄色=本能的に見ている色。赤と緑=学習して得た色。
  • 色の恒常性。部屋から外に出たときに、周囲の色が同じに見える現象。本当は違って見えるはずなのに。
    • バナナの黄色はどんな色の照明のもとでも見分けられるが、単純な四角いパネルの黄色は無理。
  • ミルクも水も白と答えるアフリカの部族。色を表す単語は5つしかないが、緑を表す単語が2つあり、微妙な緑を見分けられる。緑と水色は同じ緑なので、見分けるのに時間がかかるか、もしくは見分けられない。色に名前がついた時点で違いが認識されるのだ。脳が色を作っているのだ。
  • 皮膚でも色がわかるという実験結果が出たとのこと。色を感知するオプシンは皮膚にもあるそう。

参考

  • 地球ドラマチック「“色”は脳で作られる! 〜あなたと私は同じ色を見ているの?〜」(2012.2)◎
  • 教科書にのせたい!○
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