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[[年表]] *宇宙年表 [#m18f2ec4] |おおよその&br;経過時間||できごと||h |それ以前|無の世界|目には見えないが最小限のものが存在。&br;ミクロのエネルギーが生まれては消える「ゆらぎ」の状態。|| |0|137億年前((最新学説では137億9800万年前))|インフレーション&br;ビッグバン|最初は1点で時空ができたり消えたりする状態&br;100秒後:太陽系ほどの大きさに&br;物質と反物質の衝突。10億分の1の物質が生き残り、現代の宇宙に。| |38万年||原子の誕生&br;(宇宙の晴れ上がり/温度が3000度に)|霧が晴れて、光が遠くまで届くように。&br;宇宙背景放射 宇宙のムラが宇宙を現在の姿に| |1億年||最初の銀河の誕生?|| |3億年||ファーストスターの誕生|| |1〜8億年||原始銀河の誕生|5億年:現在観測できる最古の銀河(赤い)。| |8億年|129億年前|天の川銀河(銀河系)の誕生|| |37億年|100億年前|最初の銀河団の誕生|| ||||※90億年前には「暗黒エネルギー」の存在があったと確認された。&br;※50〜60億年前:宇宙の膨張速度が減速から加速に転じる。| |87億年|50億年前|宇宙膨張の加速が始まる|| |91億年|45億6700万年前|[[太陽系]]の誕生|太陽の誕生から10万年後:微惑星の誕生(大きさ数km)&br;同数百万年後:原始惑星の誕生(直径1000km超)&br;同数1億年後:8つの惑星の誕生| |91億年|45億5000万年前|地球の誕生|→[[地球年表]]| |137億年|0|現在|~| |600億年以上|500億年後|ビッグリップ|強力な加速膨張により、宇宙全体がバラバラの素粒子のみに。→[[未来年表]]| -[[太陽系]] -[[系外惑星]] -[[銀河]] *宇宙メモ [#m5273050] -宇宙は加速して膨張し続けているということが2011年では常識となったが、これは、球形の超巨大な空洞の中に宇宙があり、球形の内壁へと向かって加速度を増しながらすべての星々が落下しているからではないのだろうか。もしそうなら、壁に到達した瞬間に、その星の歴史はペチャという音とともに終わりを告げるのだろう。筒井康隆のショートショートに似た話があったことだし。 -天の川銀河にある恒星の数は2000億個? 宇宙にある恒星の数はだいたい700垓個 -ブラックホールに出口はないが、「ブラックホールが熱を放出しているということはいずれ(気の遠くなるくらい長い時間をかけて)蒸発する。そのときは中に吸い込まれたものは外に出られる」というのが定説だそう。 -宇宙の8割はまだくわしく解明されていない暗黒物質でできている。科学でなんでも解明された時代に生きているつもりについついなりがちだが、まだまだ未開の時代に我々は生きているのだなぁ。 -宇宙ができて3億年後の光を日本の衛星(あかり?)が観測。 -最初は太陽を含めた1000個ほどの恒星が生まれたが、太陽以外の恒星はやがて遠くへと散っていった。当時の地球からは、太陽以外にも空に輝く月のような恒星が見えた。論拠は彗星の温度。太陽系の彗星内のNH2を調べると彗星ができたときの温度=太陽系が生まれたときの温度がわかるのだという。太陽が単独で生まれたならばその値は-263度程度(暗黒星雲の温度)のはずだが、彗星たちをしらべた結果どれも-243度前後(オリオン大星雲の温度)なのだそう。これらの兄弟星はすでに寿命を終えたものも多く、帯状に分布しているのではないかとのこと。それらの地図がいずれ解明されたら面白い。 -宇宙の構成要素 --ダーク・エネルギー(暗黒エネルギー):72%……宇宙を満たしている未知のエネルギー。宇宙が加速膨張している原因。 --ダーク・マター(暗黒物質):23%……銀河や銀河の周辺に大量に存在する未知の物質。重力のみで観測可能(星電磁波を出さない)。 --通常の物質:5% -我々は現在の宇宙を完成品と考えてしまいがちだが、それは間違い。宇宙のはじまりから現在までに新たな元素が生まれたり、一時を境に大変化が起きたりしていることを考えると、これからも様々な変化が起きたり、大転換が起きる可能性がある。 -マルチバースとは、ユニバースに代わる宇宙を表す言葉。宇宙は1つではなく、複数あることが現在では常識なのだそう。以下はマルチバースの例。 --距離が離れていて観測・干渉しあえない宇宙域 --泡状のひとかたまりの宇宙が点在して存在する大宇宙 --別の次元で存在する平行宇宙 ***ブラックホール [#tc8b81d6] -2008年 銀河系の中心のブラックホールを発見 --銀河系の中心のモンスターブラックホールの直径は太陽の17倍。 --その周囲を楕円軌道を描き、極端な急カーブで駆け抜ける星SO-2の公転周期は地球の200倍。 -ブラックホールが巨大化するわけ。 --説1.ブラックホール同士が合体して巨大化。 --説2.ガス等を飲み込み続けて巨大化。 --説3.最初から巨大なものが誕生。 ---遠くの小さな銀河に巨大なブラックホールがあるケースがたくさんあり、最初から巨大なブラックホールが直接誕生したという説を裏付けている。 -ほとんどの銀河系の中心にはモンスターブラックホールがある。 -バルジ:モンスターブラックホールの周囲の星が密集して膨らんでいる部分。 -「ブラックホール:バルジ」は「約1:1000」 *宇宙ニュース [#w501718a] -[[90億年前には存在 宇宙の暗黒エネルギー>http://www.47news.jp/CN/200611/CN2006111701000173.html]](2006.11) *関連リンク [#rb9c7372] -[[Wikipedia:宇宙の年表]] -[[宇宙の歴史タイムライン>http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/yowa/bigbangtimeline.htm]] -[[宇宙誕生>http://1myst.net/birth.html]] *参考資料 [#j7e5b4ed] -ザ・宇宙「宇宙のサイズ」(ナショジオチャンネル)◎:原子は99%空という話と、万物はビッグバンのときにできた原子で形作られていてリサイクルされ続けているという話、水を飲むことは恒星を形作っていた物質を飲むことであり恐竜を飲むということという話が面白い。 -ザ・宇宙「宇宙のスピード」(ナショジオチャンネル)△ -爆問学問「宇宙の果てまで連れてって〜素粒子物理学・村山斉」◎ -コズミックフロント「モンスターブラックホール」(BS-hi)○