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[[映画]]

***目次 [#t38dba90]
#contents2_1(fromhere);


*雑感 [#q44207c1]
**幻魔大戦△ [#ldf98beb]
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能力に目覚めていくシーンは引き込まれるが、後半の戦いのシーンは端折った感が否めないのが残念。
アニメ映画として、1シーンごとのの表現や見せ方は文句なし。
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**スキージャンプ・ペア~Road to TORINO 2006~○ [#l322a8b0]
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大真面目におバカを撮りきった快作。
皆、自然にドキュメンタリーっぽい演技をしているのに、肝心の原田博士だけが浮いているのが残念。
前半がドキュメント風の作りで、後半ではたっぷりとペアジャンプのネタ(新作も含めて)が見られると勘違いしていたので、ネタムービーが少ししか見られなかったのも残念。
好きなキャラはパン屋の兄弟。猪木の登場シーンには大爆笑。
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**NINxNIN 忍者ハットリくん THE MOVIE△ [#uaea274a]
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-原作ファンという私的事情で判断するならば、どうにも評価のしようがない作品。
--原作のハットリくんではなく、完全に香取くんのキャラになってしまっている。

-大人のやり方で子供向け作品を作ってしまっているのが敗因か。
--だから妙に説教臭い。
--「パンツ姿で缶を蹴ったら余計いじめられるって」と呟く子供の姿が目に浮かぶ。
--大人の主人公にするなら、子供を登場させつつもハードな大人の作品にしてしまえばよかったのに。
---それでもハットリくんのキャラクターの面白さがあれば子供はついてくる。
---実際には子供騙しにしてしまったような印象。
--そうでなければ子供の心で子供向け作品を撮ればよかったのだ。


-みどころ
--忍者をやめた甲賀者たちが各所で活躍するシーン。
--盲目の少女に簡単に気配を悟られてしまうハットリくん。
--元甲賀忍者が次々と襲われていく展開。
--主人公以上にかっこよく、おいしいところを持っていくケムマキ。
--「殺す」と同意の言葉を投げかけてケムマキを脅す、怖いハットリくん。
--ケムマキの名字が佐藤。

-みんなのレビュー
--全然スタスタしてない壁歩き。
--甲賀の元忍者たちの戸籍はどうなっているのだろうか?
--ハッピーコーラいらない。
--姿を見せる必要のない校庭でいきなり掟を破るのではなく、ケン一の身が危険に晒されたギリギリの段階で掟を破ってほしかった。
--「子供なのに強い」というのが、アトムからアラレちゃんまで共通する面白さ。オッサン同士が闘っても……。
--黒影が死ぬ理由が分からない。また、「仲間にならぬか」「おヌシよいあるじを持ったな」など、セリフがベタなものばかり。
--クライマックス。普通の殺陣や格闘だけではなく、特撮を駆使した忍法合戦も見たかった。

(2006.12)
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**グランド・ホテル(4点) [#g6eb445d]
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文句なしにうまい名作……だが、少々物足りなさも。
「実は男爵の金目当ての策略」
「実は男爵の愛を得られなかったフレムヒェンの策略」
「いや、マダムを好きだった別の誰かが」
……などと色々とストーリーを考えてしまった。
まぁ、想像が膨らむところが名作たる所以なのだろう。

ちなみに、グルシンスカヤかフレムヒェンかと問われれば、私はフレムヒェン。
どの役でこの映画に出たいかと問われれば、断然クリンゲラインだ。この役はおいしすぎる。奴はたぶん21世紀まで生きたんじゃ?

-http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/grand-hotel.html
-[[Wikipedia:グランド・ホテル]]
-http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=1558

(10/20/2006)

**ニューシネマパラダイス(4.5点) [#jddb3d2d]
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泣ける名作。
エンターテインメントを大勢で共有するのって素晴らしい。

映画の衰退は仕方のないことだと思うが、それに代わる「メディアを共有する場所」を今後なんとかつくれないものだろうか。

-http://matuzawa.net/fin/movie/ncp/


(10/03/2002)
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**茄子 アンダルシアの夏(4点) [#lcc3df07]
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肩の力が入っていない良作。
テーマは地元の呪縛と温かさ。
現在、実家に近い場所で家を探しているが、
「おれは遠くへ行きたいんだ」
という主人公の言葉を聞くと、南国へ羽ばたいて行ってしまいたくもなる。 
エンディングに藤子プロのテロップがあるのもファンとしては嬉しい。
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**ほしのこえ(3点) [#e683e5ea]
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1人で制作したとはとても思えない映像美。
場面が切り替わるたびに地球と宇宙の深淵を行ったり来たりするこの感覚は、映像作品ならではのものかもしれない。
ノスタルジックな感情と共に四季を思い出させてくれる終盤のシーンは必見。四季のない国の人々とはこの感情を共有できないのだろうか。

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**シックス・センス(4点) [#a5df6597]
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中盤でオチが分かってしまったため後半が少々退屈に。
点数も「3.5点」がいいとこ……と思っていたのだが、もう一度見直してみて評価が変わった。
1シーン1シーンの完成度が高く、無駄な部分が徹底的にそぎ落とされているのがスゴイ。
どのシーンもストーリー上の何らかの意味合いを担っているのだ。

-http://www.six-sense.com/
-http://www.eigafan.com/Video_dvd/new/2000/0707/vn_0707.html

(01/18/2003)
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**リトルマン・テイト(3点) [#i6c85a2d]
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ストーリーに奇抜さはないが、演者の魅力が溢れる佳作。
「母×子」「フレッド×年上の友達」のどちらに重点を置くかが中途半端だったかも。

大学生エディとの友情話は痛快。
もうちょっと描いて欲しかった。

私もいつも郵便受け(メーラー)を見てます。

(03/03/2003)

-http://www.charitysplace.com/review/review_littlemantate.htm


(1991年公開/ジョディ・フォスター)
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**レオン(4点) [#n4106281]
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ナタリー・ポートマンとジャン・レノのキャラクターを楽しむ映画。

女性は子供でも大人でもマチルダに感情移入するのだろうが、男は「子供のころ:マチルダ」→「大人:レオン」なのだろうと思うと、男の方が映画を2度楽しめてお得なんだと気づかされた。
つくづく子供の頃にもっと映画を見ておけばよかった。

「人殺しのヒューマニズムなど理解できない」という意見ももっともなら、「不条理さがあるのが人間だ」という意見ももっとも。
ただ、感情移入しにくい理由がそこにあるのは確かだろう。

ラストの倒れる視点は、疲れた身体をひきずりながら歩いている時に思い出しそうだ。

(06/01/2003)


-http://www.sankei.co.jp/mov/yodogawa/950307ydg.html


(1994年公開/リュック・ベッソン)
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**モンスターズインク(5点) [#l6796356]
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文字通りの「今までには見たことのない世界」。
画面だけで十分に惹きつけるものがあるのにもったいないと感じてしまうほど練られた脚本。
魅力的なキャラクター……。
とにかく高い完成度に驚愕。

思いついたアイデアを十分に生かし切っているのが凄い。
ドア格納庫のシーンはクライマックスのお手本だ。

(06/15/2003)

-http://www003.upp.so-net.ne.jp/shirokuma/


(2002年公開/ピクサー)


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**ライフ・イズ・ビューティフル(5点) [#r0139e59]
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文句なしの満点。
前半で拒絶反応をおこして見るのをやめてしまう人がいるかもしれないが、ぜひ最後まで見るべきだ。

必死に守るものがある人間はなんて魅力的なんだろう。
前半の薄っぺらぶりに比べて、後半のグイドの輝いていることといったら……。

数々の奇跡を起こすシーンがうまい。
一番衝撃的だったのはあくまでもナゾナゾに夢中になる医者のシーン。
サカダチしても分かりあえないことこそが真の恐怖であり戦争の根源だ。

(07/02/2003)

-http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2654/life_is.html


(1995年公開/ロベルト・ベニーニ)


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**TAXi(3点) [#u2514426]
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単純に楽しめる映画。
クライマックスが盛り上がりに欠けるのが難。

(08/02/2003)

(1997年公開/ジェラール・ピレス、リュック・ベッソン)


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**TAXi2(3点) [#t3b2c24d]
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「2」もこれまた単純に楽しめる作品に仕上がっている。
ただ、「1」以上にクライマックスの盛り上がりに欠けるのが難。
ライバルキャラを出せばよかったのに。

(08/01/2003)

(2000年公開/ジェラール・クラウジック、リュック・ベッソン)


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**火垂るの墓(4点) [#ce2ecf52]
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ネット上で清太批判をしている人が意外と多いのには驚いた。
90分の映画で人間の全てが描けるわけではないのだから、事情を推測して納得するのが素直な観客というものでは?
3000円をなぜもっと早く使わなかったのかは確かに疑問だが。

(08/01/2003)

(1984年公開/高畑勲、野坂昭如)

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**わたしのグランパ(3点) [#l42fb1e9]
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グランパ、珠子ともにキャラクターがよく描かれている。
ハチャメチャさが薄く、全体的におとなしい印象なのが残念。
不良少年との恋愛話はたしかに蛇足。
浅野忠信はいつもながらおいしいところを取り過ぎ。
超常現象シーンはやはり失敗では……?

(11/08/2003)
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**みんなのいえ(3点) [#aaca9b26]
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建築ファンにはたまらない映画。
家作りを通して、もの作りの難しさとこだわりが表現されている。
個々のエピソードがとってつけたような感じになっているのが残念。

ココリコ田中と八木さんもいい味を出しているが、やはり主役は田中邦衛と唐沢の2人だろう。
2人の役者としての演技やキャラクターが光る場面が多々ある。
だが、それらが「職人技」に見えてしまうのは三谷コメディ映画の宿命だろうか。
どうしても三谷監督の「器用さ」や「計算」が垣間見えてしまい、演技を客観的にしか見られなくなってしまうのだ。

ラストは
「プロとしてこれだけこだわったど、結局とんでもない家ができちゃいました」
「(仲良くなったように見えた邦衛と唐沢は)結局ケンカばかりしている」
という終わりかたでよかったのでは?
「それなりにまとまった家ができました」という結末ではハチャメチャさが薄く、コメディとしては物足りなく感じてしまう。便所のタイルも見せて欲しかったし。

結論。それなりにまとまった面白い映画です。

*その他 [#kd47ce24]
-[[気まぐれな狂気]]
-[[恋人はスナイパー]]
-[[踊る大捜査線]]

(11/19/2004)
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