トゥルー・コーリング
サブタイトルリスト†
- ストレンジ・デイ
- 天職
- 弟
- バチェラー・パーティ
- 月と星
- 秘密の関係
- 元カレ
- 清算
- モルグ殺人事件
- 女友達
- 終わりなき日
- バレンタイン
- ミス・フレッシュ・フェイス
- 父と娘
- ミシェルの災難
- 表裏一体
- 自殺願望(※とりのがし。13分まで視聴)
- 隣人
- D.O.A
- 最愛の人
- ホワイトスコール
- ギミック
- 闇の中で
- 運命の力
- 死命
- ナイト・ビフォア・クリスマス
雑感と覚え書き(ネタバレ注意!!)†
#1「ストレンジ・デイ」(4点)†
恋人に殺される女性を助ける話。 第一話らしく、まずは状況説明といったところ。
#2「天職」(3点)†
消防士と恋仲に。 「助けられないこともあるんだ」ということを早くも思い知らされる。
#3「弟」(4.5点)†
ベーシックなストーリーなのだが、とてもよくできている。
「心からハリソン(弟)を愛している」とサラが言った時点で、サラが悪だと予測できてしまったのは残念。夫役の人も冒頭のシーンからわりといい人っぽかったし。
誰に電話をしたかを分からなくした仕掛けはよかったが、もうちょっと「弟に電話をしたんだ」とだませる材料もあったような。
ダメ人間の弟が姉に「おれの方が幸せになったから嫉妬だろう」というくだり。ストーリー的には誤解な訳だが、おそらくトゥルーの心の中にはそういった面もわずかながらあるわけで、その心情を考えると深い。 (2006.3)
#4「バチェラー・パーティ」(3.5点)†
バチェラー・パーティに集まった6人のうち、5人が殺される。 さあ犯人は?
1時間のドラマではなく、映画か書物で読みたい1話。 それぞれの登場人物の説明が十分でないのが惜しい。 1人ずつ容疑を潰していくくらい、時間を使っても面白かっただろう。
- 5人の顔は見ていない
- 所持品だけを見た
という設定が面白い。
ラストは、
- 本当に婚約破棄が恥ずかしくて言えなかっただけ。
- 犯人は別にいる。
という流れでもよかったのでは。
- その他
- 薬物検査を教えられて救われる姉。
- ストリップで人探しを手伝う弟。
- 親友の誕生日を忘れているトゥルー。
- 上階の保安官事務所に面接にやってくるルーク。
(2006.3)
#5「月と星」(3点)†
- 臨死体験ごっこをした医学生の女の子。
- 気絶ごっこは日本でも流行ったりしたが、医学生が大掛かりな設備でやるというのが新鮮。
- 彼女が暴行を受けた相手は父親……と思いきやという展開。
- 意中のルークとなかなかいい会話にならない(今回も1回目はそれなりにいい出会いをするのに、2回目はカメラを壊すという最悪の出会いになってしまう)というのがいい。
(2006.3)
#6「秘密の関係」(3.5点)†
- 現代版、ロミオとジュリエット。
- 男の方(アダム)が何も知らないんじゃないかということは予測できたが、まさか、ジュリエットの駆け落ち相手がジュリエットだとは予測できなかった。
- 姉の親友を救いにいく弟ハリソン。
- 無事に上司の毒牙から守ったものの、結局自分が毒牙にかけてしまうんだからお気楽で羨ましい。
- この回からデイビスが協力者に。
- ようやくルークと結ばれるトゥルー。
#7「元カレ」(3.5点)†
- 7話目にして、殺人容疑がトゥルー本人にかかってくるというノリに乗っている脚本! 面白い。
- 見知らぬ同級生の男が出てきた時点で犯人が分かってしまったのは残念。
- 「別の役割があって出てきたのかも」と思わせる仕掛けを用意すればよかったのに。
- マークの元彼女も出てくるのが遅すぎた。あれでは当て馬だとバレバレ。
- 「リンジーが犯人」くらいのどんでん返しが欲しかった。
- 「他の女の子の名前が入った腕時計なんて送らないで」と言われ「そんなことするわけが……オレやったのか?」と頭をたたくハリソンかわいすぎ。
- パーティに呼んでもらいたがるデイビスもかわいすぎ。しかも手みやげがハンガー。
- すべてにおいていい男なのに、彼女の秘密に対してだけ狭量な彼氏ルーク。キャラクター設定面白すぎ。
(2006.3)
#8「清算」(3点)†
- 死にそうな軍人の青年。病院を抜け出そうとして射殺される。
- 音信不通になった恋人には赤ちゃんができていて、父親が娘の名を騙って仲を引き裂いていたという展開。
- ラストは悲しいが、悲しい終わり方にした方が盛り上がるので仕方がない。
- トゥルーたちの父親から電話が。
- 面接にいくハリソン。履歴書を持ってきちんとした格好をして行くだけで、同じような内容を話しても印象がまるで違うというのが面白い。
- 遠いところで道に迷うルーク。トゥルーの言う通り、素直にバスで帰ってきてえらいえらい(だが、つまらない性格のような気も。最初登場した時はちょっと危険でイカしたやつかと思ったのに)。
#9「モルグ殺人事件」(4.5点)†
- 結婚式当日に殺された花嫁。犯人は花婿……!?
- 派手さやインパクトは特筆するほどはないのだがとても仕掛けがよくできている。
- 人間関係の辻褄がきちんとあうところが小気味いい。
- 今回はデイビスとトゥルーが殺されるという新機軸。
- デイビスはトゥルーの部屋に隠れるわけだが、そもそもトゥルーも殺されるわけで、デイビスと立場は一緒。なのに何でアンタだけ隠れているんだ?
- モルグにはデイビスが休んだ時の交替要員はいないのか?(そもそも誰もいなくていいのか?)
- デイビスはトゥルーの部屋に隠れるわけだが、そもそもトゥルーも殺されるわけで、デイビスと立場は一緒。なのに何でアンタだけ隠れているんだ?
- 今回とてもがんばったトゥルー。でもMVPはデイビスだ。
- 「おれ、生きてる人にはビビって触れない」「だからここで仕事してるんだ」「やり方を教えるよ。触れないけど」「おれは見てるよ。この辺から」大爆笑。脚本家の顔を見せてくれ。
- 雪が降ったことで、とうとうハリソンに力のことを分かってもらえる。
(2006.3)
#10「女友達」(4.5点)†
- 高校時代のかなりイヤ〜な感じの親友がプールで水死。
- 「親友だったんならちょっとでも話してくれば?」優しいいい男ルーク。だが、言うことが正論過ぎてつまらない感じも。やはり男は危険さが漂っていないとダメなのだ。
- それに対し、同窓会で自分をいじめていた上級生にいきなり殴りかかるハリソン。無鉄砲すぎるダメ男なのだが、なぜか清々しく感じるのはなぜだろう。
- 同じハリソン+ルーク÷2でも……ハリソンをルークのような常識人にしたらタダのつまらないダメ男。ルークにハリソンのような茶目っ気をプラスしたらとても魅力的になる。
- 例によって、序盤で犯人の見当がついてしまったのは残念だが、とてもよくできた脚本。
- ラストで安易に仲直りさせないところもせつなさが漂っていてよい。
- オタク青年役で「メントーズ」のチャド・クロウチャクが出演! いい味を出している。
- ルークがうまく笑わせてハリソンといじめっ子を意気投合させる。どこまで優等生なやつなんだ。
- トゥルーが序盤で「この道を目指すきっかけとなったのは先生」という発言をしたことから、オタクとジュディは当て馬で、先生が黒だと確信できてしまう。もうちょっと3人を横一列に並べられたらよかったのに。
- リンジーが入れ間違えたラブレターでゲイに目覚めた男のくだりは想定外。しかも次のティアラを狙っているとは。すばらしくサービス精神の行き届いた脚本だ。
- デイビスがそれほど活躍しなかったのは残念。同窓会にも場違いな紛争で乱入すればよかったのに。
#11「終わりなき日」※見た†
#12「バレンタイン」(4点)†
- キャンプに行く姉弟カップル。
- 力のことを秘密にしていることが原因のすれ違いでルークと破局。
#13「ミス・フレッシュ・フェイス」(3点)†
- ミスコンで起きた殺人事件。
- 例によってハリソンがサブストーリーで絡んでいるのが面白い。
- トゥルーのことが忘れられず、デートに失敗するルーク。
- デイビスがトゥルーの母を知っていることが判明。
#14「父と娘」(4点)†
- トゥルーの母親を殺した犯人が明らかに。
- ジェイソン(ブランドン)登場。声優が違うので、同一人物とは思えない。声の大事さを実感。
#15「ミシェルの災難」(4点)†
- トゥルーの秘密をかぎつけた記者の命を助けるかどうか。
- 犯罪があると垂れ込みのあった店に制服とパトカーで向かう警官は無能では? 警官がいる店に強盗に入る物好きはいないだろうに。
- デイビスがトゥルーにメダルを。
- ジャック(ジェイソン)と弟が競馬仲間に。
- ルークが写真展を開き、めでたく写真が2枚売れる。
(2008.1)
#16「表裏一体」(5点)†
- 盛りだくさんの内容で文句なしの満点。うまい!
- 「助けて」と言われても時間が戻らないと思ったら、2人目の死者によって時間が戻る。1日に2人助けなければいけない。
- ギャンブルで繋がっていた2人。
- トゥルーが2人の勝敗を逆にしたことで結果はどうなるのかというのが見所。邦題通り「表裏一体」の展開がうまい。
- デイビスの過去が明らかに。死別した奥さんをトゥルーの母親が助けようとしていた。
- 自殺を救ったと思いきや、やっぱり自殺してしまう女学生。説得したハリソンの取り乱し様はもっともだ。
- ジャックの目的が明らかに。
関連リンク†
- BS朝日公式
- FOX JAPAN公式
- Wikipedia:トゥルー・コーリング
- mixi内コミュ