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尖閣諸島

日本史

尖閣諸島年表

  • 19C後半 大正島が赤久米島と琉球人に呼ばれる
  • 1871牡丹社事件:宮古島の島民が遭難し、54人が台湾の原住民に虐殺された事件。日本は清に謝罪を求めるが「台湾は管轄外だよ」と断られる。台湾が管轄外なのであれば、尖閣諸島や琉球も管轄外では?
  • 1872第一次琉球処分:琉球藩設置。日清重属だった琉球を日本が征服。清は抗議。
  • 1874征台の役:明治政府初の海外出兵。戦後、清は琉球人を「日本国属民」として認めるもくすぶりは残る。
  • 1879第二次琉球処分:武力征服。琉球藩廃止。鹿児島県に編入。沖縄県設置。
  • 1884古賀辰四郎が調査団を派遣
  • 1885尖閣諸島は無主地だとの内務省の見解
  • 1885古賀辰四郎が開拓を開始
  • 1885.10山県有朋が国標建設を計画。井上馨が手紙で意見「清が島々に名前を付けているから、日本が開拓すると怒られるかもよ。国標建設は延期しようよ」
  • 1894日清戦争
  • 1895下関条約:台湾割譲。琉球も日本の領土だと清が完全に認める。
  • 1895閣議決定により日本の領土に(伊藤博文)
  • 1896古賀辰四郎が4島を無料貸与(30年間の期限付き、最盛期で280人が暮らし鰹の加工業が営まれる)
  • 1919金合丸漂着座礁事件:尖閣諸島の住民が座礁した中華民国漁船を助ける。中華民国から7枚送られた感謝状に「日本帝国沖縄縣八重山郡尖閣列島」との記載。
  • 1932古賀善次(辰四郎の息子)に4島を有料で払下げ
  • 1940無人島に
  • 1951アメリカの支配下に
  • 1969近海で海底資源発見
  • 1971.4台湾が領有権を主張
  • 1971.6日本に返還
  • 1971.12中国が領有権を主張
  • 1972.9田中首相訪中:周恩来「尖閣について今話すのはよくない。石油が出るからこれが問題になった」
  • 1972.9.29日中国交正常化
  • 1972南小島・北小島を栗原國起氏に譲渡
  • 1978魚釣島を栗原國起氏に譲渡
  • 1970年代 久場島を栗原國起氏に譲渡
  • 1978小平「棚上げ」宣言
  • 2002日本国が4島を賃貸
  • 2004.3中国の活動家7人が魚釣島に上陸(日本政府は送検せずに送還)
  • 2010.9.7尖閣諸島中国漁船衝突事件
  • 2012.4.17石原都知事が東京都の尖閣諸島購入計画を表明
  • 2012.7.6日本政府が尖閣国有化の方針を打ち出す

尖閣諸島メモ

  • 仲間均
    • 尖閣諸島への上陸を何度も繰り返す石垣市の議員。空手家。領土を守りたい気持ちには賛同するし、問題提起を意図しているというのは理解できる。しかし、島の所有者である栗原氏が「所有者がいる土地に勝手に入り込むことはできない」という意向なのだとすれば、それが尊重されるべきだとも思う。
    • 海上保安庁の目を盗んで、数年ぶりに尖閣に上陸した仲間氏。海上保安庁も数時間後に停戦命令を出すが「今日やっちゃったの?」「泳いで? サメいるでしょ?」と意外と明るい口調。
    • 居酒屋で海上保安庁の職員にたまたま会っても、握手を交わし「今度いつ行くの?」と聞かれる状況、
  • 日本の主張
    • 1969年に海底資源が発見される前は、中国の地図にも日本名で掲載されていた。
    • 日本人が経済活動を行っていた50年弱の間、領有権を主張されなかった。
    • 尖閣は日本の領土。「棚上げ」の事実すらない。
    • 琉球の所有に関しては明治初期に清ともめていたが、日清戦争の勝利により、琉球は完全に日本のものとなった。琉球の一部の尖閣諸島も同様だ。
  • 中国の主張
    • 1403中国の航海指南書「順風相送」に「釣魚島」の文字がある(成立年代は正確でない?)
    • 1534「使琉球録」に「釣魚島」の文字がある。
    • 1785林子平「三国通覧図説」には「釣魚臺」と記載され、色も中国と同じ桜色になっている。
    • 琉球は中国の属国だったのだから、その間にある尖閣諸島も中国のモノだ。
      • 沖縄侵略まで視野に入れている人も多いので、そんな人は「琉球は中国のモノだ。当然、琉球内にある尖閣諸島も中国のモノだ」と考えているのかもしれない。
    • 琉球の所有に関しては明治初期に清ともめていた。日清戦争の敗北により、琉球を日本に奪われてしまったが、そもそも日清戦争こそが侵略戦争だ。中日戦争では我が国が勝利したのだから琉球も返してもらうのが筋というものだ。
    • 漁師が休息するくらいしか使っていないが持主は中国だ。
    • 1866 中国の三面記事を読む(825) 尖閣諸島についての中国の見方 人民日報:国際法から見た中日「釣魚島」紛争 (上): 有縁ネット
  • 中国の動き
    • 中国政府から魚釣島を30年間借り受けて定住しようという計画も(生態系保護施設、愛国主義教育基地などを建設)。
    • 中国政府としては日本を刺激したくないのは日本と同じなので、中国の活動家からすればやはり政府が弱腰に映る。尖閣への上陸も政府に阻止されるのだそう。
    • しかし2010年から中国政府も活動家に対して軟化。
      • 2010.10「核心的利益」の中に台湾、チベット、ウイグル、南シナ海に次いで尖閣諸島の名が(香港の英字新聞の記事)。本気で支配しようとしている証。
      • 2012.5には大陸の活動家の台湾への渡航をはじめて許可。

まとめ

 「棚上げ」ということでお互いに刺激しないようにしてきた日本政府と中国政府。しかし、2010年以降、決着に向けて徐々にシフト。ついに日本が国有化方針を打ち出した……というのが2012年現在の状況。なんとか穏便に解決できる方向に向かえばいいのだが……。

参考

日本史

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